林先生(助教)の論文が、日本消化器病学会雑誌に掲載されました
林優希先生(助教)の論文が、日本消化器病学会雑誌に掲載されました。当講座では、2021年4月より炎症性腸疾患(IBD)の患者さんを対象に遠隔連携診療を行っています。遠隔連携診療は近年注目されている、新たらしい形式の遠隔医療です。「難病専門医」-「患者さん」-「地域主治医」の3者が一同になって診療を行うことで,地域の難病医療に役立てようとする試みです。本著は遠隔連携診療について報告した本邦初の論文です。本著の掲載にあたり、貴重なデータをご提供いただいた患者さんと、この取り組みを日頃より支えてくださる市立釧路総合病院、函館五稜郭病院、帯広協会病院の皆様、当院の医療・事務スタッフに厚く御礼申し上げます。
新しい医療体制である遠隔連携診療についての報告―北海道におけるICTを利用した炎症性腸疾患の遠隔連携診療ネットワークの構築と運用事業―
林 優希, 横山 佳浩, 風間 友江, 平山 大輔, 仲瀬 裕志
日本消化器病学会雑誌.2022年119巻9号p.830-838.
PMID: 36089358 DOI: 10.11405/nisshoshi.119.830