学会発表

第127回日本消化器病学会北海道支部例会

127回日本消化器病学会北海道支部例会(大会長:仲瀬裕志教授、テーマ:北の大地から発信する消化器病学ー基礎と臨床研究を極める)が、202095日〜6日に、当科が主幹となり、ハイブリッド方式(現地+WEB)で開催いたしました。初のハイブリッド方式ではありましたが、多数の方々にご参加いただき、盛会のうちに無事終えることができました。参加者の皆様には深く御礼申し上げます。

当講座関連病院、北海道大学、旭川医科大学、他道内病院の皆様から多数の演題を発表して頂きました。久しぶりの学会でもあり、コロナ禍にも負けず、現地、WEBともに熱く議論がかわされた地方会となりました。

今回より、仲瀬教授の発案で、未来の消化器医師を育てる場として、「医学生のための消化器病ことはじめ」を新設いたしました。その中で、医学部6年の山本智香さん、横山涼太くんが演題発表しました。堂々とした発表、質疑応答で、日頃の努力が実った素晴らしい発表でした!発表を通じて、消化器病の面白さ・奥深さを感じとっていただけたら何よりです。専攻医セッションでは、高田夢実先生が消化器病専攻医優秀演題奨励賞、瀧澤歩先生が消化器病専攻医優秀演題奨励賞、内視鏡専攻医優秀演題奨励賞を受賞しました!また、他にも当講座から日々の臨床、研究に関して、多数の演題を発表しました。今後も、熱意ある学生さんや研修医、専攻医が学会発表を通じて成長できるよう、当講座は応援していきます!

<高田夢実先生のコメント>この度、消化器病地方会という場をお借りして、杏林大学主導で実施している多施設共同研究の当院でのデータを検討いたしました。炎症性腸疾患に対して各種の免疫調節薬を使用しますが、治療が奏功する一方でEBウイルスやサイトメガロウイルス感染が病態生理に影響する可能性があります。それらのウイルス抗体保有率と使用した免疫調節薬との関連について考察致しました。仲瀬教授、指導医の平山先生をはじめ消化器内科学講座の諸先生方にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

<瀧澤歩先生のコメント>この度、第127回日本消化器病学会北海道支部例会および第121回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会で発表させていただきました。学会発表の機会がないまま初期研修医2年間を終えてしまい、今回が初めての演題発表だったため、緊張と不安がありましたが、専修医部門にて2題とも優秀演題賞を受賞するという大変貴重な経験をさせていただきました。今後も発表する機会があれば積極的に参加し、幅広く知識を深めていければと思います。発表にあたりご指導いただきました仲瀬教授、本谷先生、川上先生をはじめ、消化器内科学講座の皆様にはこの場を借りて感謝申し上げます。

Media

WEB掲載情報

2023.10.04仲瀬裕志教授

UHB 「松本裕子の病を知る」 ”炎症性腸疾患”を知る〜どこにいても同じ治療を!遠隔医療の今②

掲載サイト:UHB You Tube

2023.08.04消化器内科学講座

地域の患者に安心感を!遠隔医療連携診療

掲載サイト:自治体DX白書

2023.06.30仲瀬裕志教授

便秘が原因で腹痛・下痢 ~虚血性大腸炎〜

掲載サイト:時事メディカル

2022.11.15仲瀬裕志教授

炎症性腸疾患(IBD)の方の妊娠、出産、産後で気をつけることとは?

掲載サイト:おいしい健康