山川先生(大学院生)の症例報告が、胃と腸に掲載されました
山川司先生(大学院生)の症例報告が、胃と腸(Vol.55 No.13 2020年12月号)の主題症例として、掲載されました。大腸鋸歯状病変は当講座山野准教授が中心となって手掛けられている研究テーマの一つであり、鋸歯状病変からの発癌(serrated neoplastic pathway)は近年大腸癌の発癌ルートとして注目されています。その中でもTraditional serrated adenoma(TSA)の分子生物学的特徴や臨床病理像は未だ解明されていない点もあり、今後も症例集積を重ね解析を進めてまいります。まさに消化器内科学講座、分子生物学講座とのコラボレーションによる症例報告です。山川先生、おめでとうございます!
・分類不能鋸歯状病変を由来としたTraditional serrated adenomaの癌化症例
山川司, 吉井新二, 市原真, 大和田紗恵, 柴田泰洋, 風間友江, 平山大輔,久保俊之, 能正勝彦, 須藤豪太, 山本英一郎, 鈴木拓, 山野泰穂, 仲瀬裕志