室田先生の論文が、Clinical Journal of Gastroenterologyに掲載されました
室田文子先生(特任助教)の論文が、Clinical Journal of Gastroenterologyにアクセプトされました。林先生に続き、COVID-19関連の論文です。重症COVID-19肺炎患者における体外式膜型人工肺(ECMO)加療中の上部消化管出血に対して、内視鏡治療にて止血しえた症例報告です。COVID-19症例での内視鏡診療においては、飛沫・接触感染のみならず、空気中に排出されたエアロゾル化したSARS-CoV2による空気感染も危惧されます。COVID-19症例に対する内視鏡の安全な施行方法を模索している時期において、当院でCOVID-19治療中の患者に対し内視鏡処置をおこなった第1例目の症例です。論文化にあたり、救急部、病理部の先生方に多大なるご協力、ご指導を頂き、ありがとうございました。
室田先生、おめでとうございます!今後も、COVID-19患者の内視鏡検査・処置時にはガイドラインに順じた防護を徹底して施行してまいります。
Successful hemostasis of bleeding gastric Inflammatory fibroid polyp by endoscopic treatment in a patient with severe COVID-19
Ayako Murota, Shinji Yoshi, Ryu Okuda, Sae Oowada, Tsukasa Yamakawa, Tomoe Kazama, Daisuke Hirayama, Keisuke Ishigami, Hiro-o Yamano, Eichi Narimatu, Shintaro Sugita, Tadashi Hasegawa, Hiroshi Nakase
Clinical Journal of Gastroenterology. 2021 Apr 11;1-6. doi: 10.1007/s12328-021-01402-w.
PMID: 33840076 PMCID: PMC8038534 DOI: 10.1007/s12328-021-01402-w