世界初!試験管内におけるヒト腸管の再現へ!ヒト腸管オルガノイドを用いた医薬品開発プラットフォーム!
当講座、大阪大学大学院薬学研究科分子生物学分野、日本ベーリンガーインゲルハイムとの共同研究において、ヒト組織由来腸管オルガノイドを世界で初めて薬物動態評価系として応用し、その有用性を示すことに成功しました。本研究成果は、米国科学誌「Molecular Therapy – Methods & Clinical Development」に公開されました。
当講座は、他学との共同研究も含めて、日々の臨床のなかで生じたClinical Questionを基礎研究の手法を用いて研究することで、患者さんのよりよい治療につながるよう努力していきます!
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“Monolayer platform using human biopsy-derived duodenal organoids for pharmaceutical research”
Tomoki Yamashita, Tatsuya Inui, Jumpei Yokota, Kentaro Kawakami, Gaku Morinaga, Masahito Takatani, Daisuke Hirayama, Ryuga Nomoto, Kohei Ito, Yunhai Cui, Stephanie Ruez, Kazuo Harada, Wataru Kishimoto, Hiroshi Nakase, Hiroyuki Mizuguchi
https://doi.org/10.1016/j.omtm.2021.05.005