横山先生(助教)の論文が、Digestive Endoscopyに掲載されました
横山佳浩先生(助教)の論文が、Digestive Endoscopyに掲載されました。本論文はリツキシマブを長期投与されていた患者さんが潰瘍性大腸炎様の内視鏡像を呈した症例報告です。これまでにも同じような報告はありますが、本論文では腸管組織の詳細な免疫染色を行い、特に本症例ではIgA陽性細胞の消失を認め、潰瘍性大腸炎の腸管組織ではIgAが著明に発現していることを確認しました。同じような内視鏡像であっても背景にある病態が異なることを示している症例と考えられます。
Rituximab-associated colitis mimicking ulcerative colitis
Yoshihiro Yokoyama, Hiroki Kurumi, Hiroshi Nakase
Dig Endosc. 2024 Dec 25.doi: 10.1111/den.14982.Online ahead of print.
PMID: 39722215 DOI: 10.1111/den.14982