新天地でのご活躍を‼

2019年3月をもって、当科後期研修医として勤務してくれていた

斎藤先生、守谷先生は函館五稜郭病院へ、

上野先生は市立室蘭総合病院へと、

それぞれ消化器内科医として旅立ちました。
旅立ちの言葉として、斎藤先生からお言葉を頂いております。

<後期研修を終えて>
1年間という短い間ではありましたが、大学病院で後期研修医として勤務させていただきました。
大学病院といえば、稀で治療困難な症例ばかりを診療するイメージがありましたが、実際は消化管潰瘍やイレウス、胆嚢炎などのいわゆるcommon diseaseも幅広く経験することができました。
ただ、common diseaseとは言っても、単に薬を処方して終わりではなく、その疾患がなぜ発症したのか、他の疾患が隠れていないか、今後繰り返させないためにはどうすれば良いか、といったことまで深く追求することが大切だということを、毎週のカンファレンスを通して学ぶことができました。
また、拡大内視鏡や最先端の内視鏡治療など、他の施設ではあまりやっていないような高度な検査や処置も数多く目にしたり、実際に経験させていただいたりもしました。
自分の勉強が追いつかず、そういったことを半分も吸収できないまま後期研修が終わってしまったことが悔やまれますが、それは今後の糧として次に勤務する函館五稜郭病院ではますます頑張っていきたいと思います。
1年間ご指導いただきまして本当にありがとうございました。

3人が旅立って1か月がたとうとしておりますが、
行った先々で獅子奮迅の働きをしてくれていることでしょう。
先生方の名前がこのブログを賑わしてくれることを楽しみにしております。